東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値を伸ばす

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は上値を伸ばす。17時時点では146.14円と15時時点(145.66円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。東京午後からのドル円の買い戻しの流れは続き、16時過ぎに一時146.04円まで上値を広げたが、すぐに145.70円台まで戻した。しかし、特段ドル買いを促すニュース等は出ていないが、17時前から再びドル買いの勢いが強まり146.22円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは上値が抑えられる。17時時点では1.1114ドルと15時時点(1.1118ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが買われていることで上値が抑えられ、1.1111ドルまで小幅に売られた。もっとも、1日を通してのレンジは限られたまま。

 ユーロ円は堅調。17時時点では162.42円と15時時点(161.95円)と比べて47銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて162.47円まで買われ堅調に推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.94円 - 146.22円
ユーロドル:1.1111ドル - 1.1133ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.47円

(松井)
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