ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 一段安

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段安。4時時点では144.29円と2時時点(144.84円)と比べて55銭程度のドル安水準。戻りを145円手前で抑えられ上値の重さを示すも144円後半で下げ渋っていたが、売りが再燃した。21日の安値144.46円を下抜けると144.14円まで弱含み6日以来の安値をつけた。

 ユーロドルはしっかり。4時時点では1.1187ドルと2時時点(1.1173ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準。パウエルFRB議長の9月利下げ示唆を背景としたドル安の流れが継続するなか1.1201ドルまで上値を伸ばし、昨年7月以来の1.12ドル台復帰を果たした。

 ユーロ円は下落。4時時点では161.42円と2時時点(161.84円)と比べて42銭程度のユーロ安水準。クロス円全般がドル円の下げにつれるかっこうとなり、上値の重い動きとなるなか、161.38円までレンジ下限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.14円 - 146.48円
ユーロドル:1.1105ドル - 1.1201ドル
ユーロ円:161.38円 - 162.71円

(金)
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