東京マーケットダイジェスト・26日 円高・株安

(26日15時時点)
ドル円:1ドル=144.05円(前営業日NY終値比▲0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=161.04円(▲0.54円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1179ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:38110.22円(前営業日比▲254.05円)
東証株価指数(TOPIX):2661.41(▲23.31)
債券先物9月物:144.81円(△0.17円)
新発10年物国債利回り:0.875%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>   <前回発表値>
6月景気動向指数改定値
先行指数    109.0     108.6
一致指数    113.2     113.7

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。米利下げ観測の高まりから先週末のNY市場で大幅下落した流れを引き継いで売られて始まった。中東情勢の悪化も嫌気されて先週末安値の144.05円を下抜けて143.45円まで下げ足を速めた。もっとも、株価が下げ幅を縮めたこともあり、一巡後は144.20円台まで下げ渋った。

・ユーロ円も弱含み。朝方から全般円高が進んだ流れに沿って売りが進行。日本株安でリスク回避の売りも重なり、一時160.64円まで売り込まれた。ただ、一巡すると161.20円台まで切り返すなど、総じてドル円と同様の展開となった。

・ユーロドルは伸び悩み。先週末高値の1.1201ドルをわずかに上抜けて1.1202ドルと昨年7月以来の高値を付けたが、一巡後は利食い売りに押される形で1.1178ドルまで下押しした。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。外国為替市場での円高・ドル安を受けて輸出関連株に売りが集まったほか、半導体関連株などの売りも目立ち、一時500円超下落した。一方、ニトリHDや食料品など内需株には買いが入ったため、一巡後は下げ渋った。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。前週末に米国債が買われた流れを引き継いで買いが先行。一時144.87円まで値を上げ、その後の下押しも限られた。


(越後)
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