東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小高い

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。15時時点では144.87円と12時時点(144.77円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。NY時間に発表予定の米インフレ指標を前に積極的な売買が手控えられる中、日経平均が大引けにかけて上げ幅を拡大すると、144.90円台まで値を上げた。

 ユーロ円も小幅高。15時時点では160.46円と12時時点(160.29円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。160円台前半でもみ合う中、本邦株高をながめて160.50円台までやや値を上げた。

 ユーロドルはこう着。15時時点では1.1077ドルと12時時点(1.1072ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料に乏しい中、1.1070ドル台での動意の薄い展開となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.07円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1083ドル
ユーロ円:160.19円 - 160.73円


(川畑)
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