3日香港株=もみ合う展開か、米休場で材料難 様子見気分も

 3日の香港市場はもみ合う展開か。2日の米国市場はレイバーデーで休場。材料難のなか、今週は3日に8月の米ISM製造業景況指数、6日には米国の利下げペースを占う8月の雇用統計の発表を控えており、内容を見極めたい投資家心理から様子見気分が広がりそうだ。

 中国国家統計局が先週末に発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.1と前月比0.3ポイント低下して市場予想(49.5)を下回ったことを受け、中国景気の先行き不安は引き続き重荷となるだろう。半面、金融緩和を含めた政策期待や、下落局面では政府系マネーによる相場救済への期待が下値を支える可能性がある。

 前日の欧州市場は高安まちまち。ロンドン株式市場でTSE100種総合株価指数は前営業日比0.15%安で終えた。一方、フランクフルト株式市場でドイツ株式指数(DAX)は2営業日ぶりに最高値を更新した。
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