東京外国為替市場概況・10時 ドル円 軟調

 4日の東京外国為替市場でドル円は軟調な動き。10時時点では145.17円とニューヨーク市場の終値(145.48円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。NY市場の流れを引き継ぎ売りが先行した後に145円半ばまで持ち直したが、日経平均が1500円超安まで下げ幅を拡大しリスクオフの円買いが強まると144.89円まで下押した。ただ、仲値公示に向けては145.30円近辺まで持ち直すなど押し目買い意欲も強い。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では160.39円とニューヨーク市場の終値(160.65円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。一時160.80円まで買い戻しが入ったものの、日経平均の暴落を受けたリスクオフの円買いが再燃し、一時160.11円まで弱含んだ。

 ユーロドルは10時時点では1.1048ドルとニューヨーク市場の終値(1.1043ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。円相場主導の動きとなっており、1.1051ドルを頭に1.1040ドル台で動意に欠ける動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.89円 - 145.57円
ユーロドル:1.1039ドル - 1.1051ドル
ユーロ円:160.11円 - 160.80円

(金)
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