ドル円、142円割れ FRB理事発言を受けて

 ドル円はさえない展開。米10年債利回りが再び低下に転じたことが相場の重しになったほか、高く始まったダウ平均が下げに転じるなど、米株式相場が軟調に推移するとリスク・オフの円買いが入った。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「適切であれば利下げの前倒しを支持」「現在の一連のデータは行動を必要としている」と述べると全般ドル売りが加速し、一時141.78円と8月5日以来の安値を付けた。
 ただ、同日の安値141.70円が重要なサポートとして働くと買い戻しが優勢に。0時6分時点では142.51円付近で推移している。


(中村)
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