東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 9日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では142.90円と12時時点(142.82円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が下げ幅を更に縮小したことで、一時143.09円まで上値を伸ばした。日経平均は前場の安値からほぼ1000円切り返している。しかし大引けにかけて伸び悩むと、ドル円は142.82円前後まで下押しする場面もあった。

 ユーロ円は伸び悩み。15時時点では158.18円と12時時点(158.25円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が下げ幅を縮小し、ダウ先物が堅調に推移したことで一時158.48円まで上値を伸ばした。しかしながら、日経平均の買い戻し一服で158.10円台まで反落した。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.1069ドルと12時時点(1.1081ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが3.74%台で推移していることで、一時1.1068ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.96円 - 143.09円
ユーロドル:1.1068ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:157.41円 - 158.48円


(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。