東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 12日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では142.68円とニューヨーク市場の終値(142.36円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。日経平均株価が1200円超の大幅高となり、投資家のリスク志向改善を意識した買いが強まった。米10年債利回りの小幅上昇なども支えに、一時142.95円まで上昇。もっとも、仲値後は142.60円台までやや上値を切り下げた。

 ユーロ円も強含み。10時時点では157.05円とニューヨーク市場の終値(156.78円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日本株高を手掛かりにした円売りの流れに沿って、157.37円まで上昇する場面も見られた。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.1006ドルとニューヨーク市場の終値(1.1012ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。狭い値幅内での動きとなったが、米金利上昇の影響もあって1.1006ドルまでやや値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.23円 - 142.95円
ユーロドル:1.1006ドル - 1.1015ドル
ユーロ円:156.66円 - 157.37円

(岩間)
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