東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

※誤字を訂正しました

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では140.86円と12時時点(141.04円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%利下げ警戒によるドル売りの流れが続いており、一時140.65円まで下値を広げて年初来安値を更新し、昨年12月28日以来の安値をつけた。

 ユーロ円も弱含み。15時時点では156.11円と12時時点(156.38円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ドル円や日経平均株価の下落を受けて、一時155.96円まで下値を広げた。
 またポンド円は184.96円、豪ドル円は94.62円、NZドル円は86.99円まで外貨安・円高が進んだ。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.1082ドルと12時時点(1.1086ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落により、1.1080ドル台で上値が重い展開となった。
 ナーゲル独連銀総裁が「データは昨日の利下げを正当化している」、シムカス・リトアニア中銀総裁が「インフレの軌道は追加利下げが必要と示唆している」などと述べたものの、市場への影響はなかった。
  
本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.65円 - 141.87円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1090ドル
ユーロ円:155.96円 - 157.18円

(山下)
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