東京外国為替市場概況・10時 ドル円、軟調

 13日の東京外国為替市場でドル円は軟調。10時時点では141.18円とニューヨーク市場の終値(141.82円)と比べて64銭程度のドル安水準だった。「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関して、0.50%の利下げ観測が再浮上している」との観測報道を手掛かりに、米金利の低下とドル売りが先行した。時間外の米10年債利回りが3.64%台まで低下するなか、ドル円も9時過ぎに141.18円まで下押し。本日は3連休前の実質5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けては141.50円付近まで買い戻しが入ったが、仲値後には141.01円まで再び売りに押された。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1087ドルとニューヨーク市場の終値(1.1074ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を受けたドル売りの流れに沿って、一時1.1089ドルまで値を上げた。

 ユーロ円はさえない。10時時点では156.54円とニューヨーク市場の終値(157.07円)と比べて53銭程度のユーロ安水準だった。ドル円や日本株の下げにつれて円買い・ユーロ売りが進み、10時過ぎには156.37円まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.01円 - 141.87円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1089ドル
ユーロ円:156.37円 - 157.18円

(岩間)
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