東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値が抑えられる

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。17時時点では140.90円と15時時点(140.86円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。年初来安値を更新した反動で、買い戻しが入ると一時141.40円台を回復。しかし、欧州通貨に対してややドル売りが進んだことや、調整以外で円売りを仕掛けるには材料不足なこともあり上値が抑えられた。再びドル円は売られると、140.80円台まで弱含み年初来安値に近づいている。

 ユーロドルは堅調。17時時点では1.1092ドルと15時時点(1.1082ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の欧州中央銀行(ECB)理事会後からユーロドルは断続的に買われたことで、下押しした水準では着実に買いが入った。狭いレンジながらも堅調地合いを維持し、17時前には1.1094ドルまで上値を広げた。

 ユーロ円は小高い。17時時点では156.30円と15時時点(156.11円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが堅調なことや、欧州株が全面高で始まったことが支えになりユーロ円は小高い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.65円 - 141.87円
ユーロドル:1.1070ドル - 1.1094ドル
ユーロ円:155.96円 - 157.18円


(松井)
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