東京マーケットダイジェスト・17日 円方向感ない・株安

(17日15時時点)
ドル円:1ドル=140.70円(前営業日NY終値比△0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=156.55円(△0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1127ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:36203.22円(前営業日比▲378.54円)
東証株価指数(TOPIX):2555.76(▲15.38)
債券先物12月物:144.85円(△0.14円)
新発10年物国債利回り:0.825%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
7月第三次産業活動指数
前月比     1.4%    ▲1.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。早朝から本邦実需勢の買いが観測されると昨日高値の140.93円を上抜けて141.23円まで値を上げた。ただ、小高く始まった日経平均株価が一転して下落するとつれる形で140.32円まで失速。一方、下値も限られ、その後は140円台半ばを中心としたもみ合いとなった。

・ユーロ円も方向感が定まらない。ドル円の上昇につれる形で朝方に157.10円まで値を上げた後は日本株の一転下落を受けて156.15円まで下押しした。ただ、下値も限定的となるなど、総じてドル円と同様の値動き。

・ユーロドルは小動き。東京市場での動意は極めて薄く、値幅11pips程度と非常に狭いレンジ取引に終始した。

・日経平均株価は続落。外国為替市場での円高・ドル安が目立っていることを受けて自動車株を中心に輸出関連銘柄の売りが広がった。半導体株にも売りが波及し、指数は一時750円を超える場面も見られた。一方、一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は続伸。前日のNY市場にて米大幅利下げ観測を背景に米国債が買われた流れを引き継いで買いが先行。一時144.93円まで値を上げ、その後の値持ちも良かった。


(越後)
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