東京マーケットダイジェスト・18日 円高・株高

(18日15時時点)
ドル円:1ドル=141.53円(前営業日NY終値比▲0.88円)
ユーロ円:1ユーロ=157.39円(▲0.88円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1120ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:36380.17円(前営業日比△176.95円)
東証株価指数(TOPIX):2565.37(△9.61)
債券先物12月物:144.88円(△0.03円)
新発10年物国債利回り:0.820%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
7月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比     ▲0.1%     2.1%
前年同月比    8.7%    ▲1.7%
8月貿易統計(通関ベース)
季節調整前 6953億円の赤字 6287億円の赤字・改
季節調整済 5959億円の赤字 6773億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。昨日の上昇に対する反動から戻り売りが先行した。一時は470円超上昇していた日経平均株価が下げに転じたことも売りを促し、一時141.23円まで下押しした。もっとも、株価が再びプラス圏を回復したこともあり一巡すると141.70円手前まで持ち直した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表をNY午後に控えていることもありポジション調整の動きが主導している模様。

・ユーロ円は軟調。ドル円が朝方から売られたことにつれる形で売りが進行。日本株の失速も嫌気され、一時157.05円まで売り込まれた。一巡すると157円台半ばまで切り返すなど、総じてドル円と同様の展開となった。

・ユーロドルは小高い。ドル円の下落に伴ってユーロ買い・ドル売りが散見され、一時1.1131ドルまで値を上げた。一方、米金融イベントを前に一段高にもならなかった。
 なお、ポンドドルは一時1.3179ドルまで上昇。8月英消費者物価指数(CPI)がコア指数で前月比で予想を上回ったことに買いで反応した。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米ハイテク株が買われた影響から半導体関連株が上昇したほか、外国為替市場での円安も輸出関連銘柄の買いを誘い、一時470円超上昇した。一方、FOMCを控えて一巡後は戻り売りが優勢となり下げに転じる場面もあった。

・債券先物相場は3日続伸。午前は方向感がなかったが、午後に日銀の国債買い入れオペの結果を受けて需給の引き締まりが意識されると一時144.97円まで値を上げた。


(越後)
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