東京外国為替市場概況・17時 ドル円 買い戻し

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻し。17時時点では141.88円と15時時点(141.53円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。東京タイムでは前日大幅高の反動で売りが先行したが、売りが一巡すると141.90円台まで買い戻された。ただ、市場の目線は今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられており、方向感は出ず調整主導の動きが続いている。

 ユーロドルは動意薄。17時時点では1.1131ドルと15時時点(1.1120ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルの上昇につられ1.1132ドルまでわずかに上値を伸ばしたが、米金融政策イベント待ちムードが強く1.11ドル前半で値動きは限定的。また、ポンドドルは8月英消費者物価指数(CPI)のコア指数が前年比で予想を上回ったことを受けた買いが継続し、1.3200ドルまでレンジ上限を広げた。
 
 ユーロ円は底堅い。17時時点では157.93円と15時時点(157.39円)と比べて54銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの底堅い動きとドル円の買い戻しを支えに、157.05円を安値に158円手前まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.23円 - 142.42円
ユーロドル:1.1113ドル - 1.1132ドル
ユーロ円:157.05円 - 158.32円

(金)
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