東京マーケットダイジェスト・19日 円神経質・株大幅高

(19日15時時点)
ドル円:1ドル=142.55円(前営業日NY終値比△0.26円)
ユーロ円:1ユーロ=158.68円(△0.48円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1131ドル(△0.0012ドル)
日経平均株価:37155.33円(前営業日比△775.16円)
東証株価指数(TOPIX):2616.87(△51.50)
債券先物12月物:144.66円(▲0.22円)
新発10年物国債利回り:0.850%(△0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は一進一退。朝方に141.89円まで下押しした後は本邦実需勢から買いが観測されたことで上値を試す展開に。日経平均株価が大幅高となったうえ、時間外の米10年債利回りが上昇したことも相場を後押しし、一時143.95円まで上値を伸ばした。ただ、節目の144円を前に買いが一服すると株価が上げ幅を縮め、米金利が一服となったことも嫌気され142.50円前後まで押し戻された。

・ユーロ円は強含み。ドル円の上昇や日本株高につれる形で買いが優勢となり、一時159.42円まで値を上げた。その後は株価が上げ幅を縮小したことで158円台半ばまで押し戻されるなど上値が重くなった。

・ユーロドルは下値が堅い。ドル円の上昇に伴ってユーロ売り・ドル買いが先行すると昨日安値の1.1097ドルを下抜けて1.1069ドルまで下落したが、ドル円が失速すると1.1135ドルまで反発している。

・日経平均株価は大幅続伸。外国為替市場での円安を背景に株価指数先物への買いが断続的に観測された。ソフトバンクなど値がさ株の上昇が指数を押し上げ、一時1000円超高まで上げ幅を広げる場面があった。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が下落した流れに沿って売りが先行し、一時144.53円まで値を下げた。一巡後は下げ渋ったが、日経平均株価が大幅高となるなかで戻りは鈍かった。

(越後)
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