東京マーケットダイジェスト・7日 円底堅い・株高

(7日15時時点)
ドル円:1ドル=148.44円(前営業日NY終値比▲0.23円)
ユーロ円:1ユーロ=162.81円(▲0.45円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0968ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:39332.74円(前営業日比△697.12円)
東証株価指数(TOPIX):2739.39(△45.32)
債券先物12月物:144.21円(▲0.47円)
新発10年物国債利回り:0.920%(△0.040%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
    <発表値>     <前回発表値>
9月外貨準備高
   1兆2549億ドル   1兆2357億ドル
8月景気動向指数速報値
先行指数 106.7       109.3
一致指数 113.5       117.2

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。前週末の海外時間に大きく上昇した流れを引き継ぎ、週明け早朝から買いが先行すると先週末高値の149.00円を上抜けて149.13円まで値を上げた。ただ、三村財務官から円安けん制発言が出たほか、先週に続き本邦輸出企業から断続的に売りが観測されると失速。一時148.22円まで売りに押された。一巡後は148.60円台まで下げ渋ったものの戻りは限られた。

・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる展開となり、朝方に一時163.57円まで上昇した後はドル円の失速とともに162.66円まで一転下落した。

・ユーロドルは小動き。東京市場では目立った動意は見られず1.0962-79ドルの狭いレンジ取引に終始した。

・日経平均株価は3日続伸。先週末の米国株の上昇を背景に週明けの日本株も買いが優勢となった。外国為替市場での円安・ドル高を受けてトヨタなど輸出関連株の買いも目立ち、一時900円超上げ幅を広げた。

・債券先物相場は3日続落。前週末の米国債券相場が下落し、週明けの国内債にも売りが波及した。一時144.18円まで下げ幅を広げる場面があった。

(越後)
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