ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 小動き

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。4時時点では148.10円と2時時点(148.00円)と比べて10銭程度のドル高水準。米株のさえない動きが重しとなるも、148円を小幅の上下に始終した。ダウ平均は500ドル超安まで下げ幅を拡大している。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の「リスクのバランスは雇用増加の方向にシフトしている」「米国経済は全体的に回復力がある」「インフレ再燃の兆候は見られない」などの発言が伝わった。

 ユーロドルも動意薄。4時時点では1.0969ドルと2時時点(1.0984ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準。1.0987ドルまで買い戻しが入る場面もあったが、買いは続かず1.0960ドル台に押し戻されるなど方向感は出ていない。

 ユーロ円は4時時点では162.45円と2時時点(162.56円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。ドル円の上値の重い動きや米株安が上値を圧迫するも、23時前につけた安値の162.30円を前に下げ渋っている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.86円 - 149.13円
ユーロドル:1.0954ドル - 1.0987ドル
ユーロ円:162.30円 - 163.57円


(金)
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