東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 11日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では148.66円とニューヨーク市場の終値(148.57円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。10時過ぎにつけた148.41円を底に切り返す動きに。昨日安値148.30円が目先の支持水準として意識されたもよう。本邦3連休前の持ち高調整も入り、一時148.80円まで上値を伸ばした。一巡後は148.60円台を中心とした狭いレンジで上下している。
 
 ユーロ円は底堅い。12時時点では162.59円とニューヨーク市場の終値(162.46円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に10時過ぎにつけた162.31円を下値に反発。200円超高と地合いの強い日経平均も支えとなり、162.67円まで上げ幅を広げた。

 ユーロドルは12時時点では1.0937ドルとニューヨーク市場の終値(1.0934ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。本日1.0940ドルまで水準を切り上げた日足一目均衡表・雲の下限を睨んだ動きが続いた。
 他、豪ドル/ドルは0.6749ドルまでじり高。NY引けにかけて強含んだ流れが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.41円 - 148.80円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0938ドル
ユーロ円:162.31円 - 162.67円


(小針)
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