東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い一服

 14日の東京外国為替市場でドル円は買い一服。10時時点では149.22円とニューヨーク市場の終値(149.13円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。8時過ぎにつけた149.39円を頭にいったんは買いが一服となっている。ユーロ円が再び163円を割り込むなど、クロス円の上値が抑えられていることがドル円の買いの勢いを削いでいる。
 
 ユーロドルは弱含み。10時時点では1.0921ドルとニューヨーク市場の終値(1.0937ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル買いが先行していたが、徐々にユーロドルも下げ幅を広げ1.0915ドルまで弱含んだ。また、ポンドドルも1.3041ドルまでじり安になった。

 ユーロ円は上値が抑えられる。10時時点では162.96円とニューヨーク市場の終値(163.12円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。163.24円を高値に徐々に上値を切り下げ、162.90円台まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.98円 - 149.39円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0942ドル
ユーロ円:162.81円 - 163.24円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。