東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ一服

 21日午後の東京外国為替市場でドル円は下げが一服。15時時点では149.36円と12時時点(149.20円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。13時前に149.09円までわずかに下値を広げるも、節目の149円を前に下げ渋り。下げの勢いが一服すると149.30円台まで買い戻された。

 ユーロ円も下げ渋り。15時時点では162.20円と12時時点(162.10円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れた動きとなり、162.00円まで下落後は162.20円台までやや値を戻した。なお、日経平均株価は午後に入って伸び悩むと、引けにかけて上げ幅を縮小する動きとなったが、ユーロ円の反応は鈍かった。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0860ドルと12時時点(1.0864ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0860ドル台での狭いもみ合いを下抜けると、1.0858ドル付近まで下押して早朝に付けた本日安値に接近した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.09円 - 149.64円
ユーロドル:1.0853ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:162.00円 - 162.64円


(川畑)
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