東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱い動き継続

 21日の東京外国為替市場でドル円は弱い動きが継続。12時時点では149.20円とニューヨーク市場の終値(149.53円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。先週末NY引けの水準より上昇して時間外取引を再開した米10年債利回りが上昇幅を帳消しにするなか、ドル円はさえない動きが続いた。200円以上の下落となっていた日経平均株価がプラスに戻したことも支えとならず、149.10円まで下値を広げた。

 ユーロ円もさえない推移が続いた。12時時点では162.10円とニューヨーク市場の終値(162.48円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に円買い優位の流れに沿った動き。安値は162.02円と、162円割れを目前に下げ渋っているものの戻りが鈍い。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0864ドルとニューヨーク市場の終値(1.0867ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.10円 - 149.64円
ユーロドル:1.0853ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:162.02円 - 162.64円

(関口)
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