東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 23日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では151.46円とニューヨーク市場の終値(151.08円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入後は買いが先行。米利下げ観測の後退や日銀の早期利上げ観測後退を背景にした円売り・ドル買いが継続的に入っており、昨日高値の151.20円を上抜けた。東京仲値に向けた買いも進み、一時151.49円と7月31日以来の高値を更新した。

 ユーロ円も強含み。10時時点では163.51円とニューヨーク市場の終値(163.17円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが強まり、一時163.55円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは10時時点では1.0795ドルとニューヨーク市場の終値(1.0799ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近での小動きが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.03円 - 151.49円
ユーロドル:1.0792ドル - 1.0801ドル
ユーロ円:163.05円 - 163.55円

(岩間)
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