東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上伸

 23日の東京外国為替市場でドル円は上伸。12時時点では151.74円とニューヨーク市場の終値(151.08円)と比べて66銭程度のドル高水準だった。相場の強弱の分岐点200日移動平均線(現在151.38円前後)を上抜けていることで、テクニカル面を意識した買い仕掛けも入っているもよう。時間外取引の米10年債利回りが4.22%台まで上昇するなか、151.80円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は堅調。12時時点では163.95円とニューヨーク市場の終値(163.17円)と比べて78銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上伸を反映した円相場の推移に沿った動き。7月31日以来の高値163.97円まで上昇幅を拡大した。

 ユーロドルは12時時点では1.0805ドルとニューヨーク市場の終値(1.0799ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇幅拡大もあってユーロドルも1.0805ドルまで小幅に上値を広げた。しかし依然として前日終値付近から大きく離れない動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.03円 - 151.80円
ユーロドル:1.0792ドル - 1.0805ドル
ユーロ円:163.05円 - 163.97円

(関口)
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