東京マーケットダイジェスト・23日 円安・株安

(23日15時時点)
ドル円:1ドル=152.18円(前営業日NY終値比△1.10円)
ユーロ円:1ユーロ=164.45円(△1.28円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0806ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:38104.86円(前営業日比▲307.10円)
東証株価指数(TOPIX):2636.96(▲14.51)
債券先物12月物:143.70円(△0.04円)
新発10年物国債利回り:0.980%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)   
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は大幅高。朝方から昨日高値の151.20円を上抜けて上値を試す展開となった。本邦実需勢の買いが観測されたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことが支えとなった。市場では「衆院選での自民・公明与党の苦戦が予想されるなど政局不安が高まるなかで、月末の日銀金融政策決定会合で利上げは実施されづらいだろう」との思惑が浮上していることが材料視されている面もあり、一時152.34円と7月31日以来の高値を付けた。

・ユーロ円も大幅上昇。ドル円の上昇につれる形で序盤から買いが優勢に。円が独歩安となった流れに沿って一時164.57円と7月31日以来の高値を更新した。また、ポンド円は197.87円、豪ドル円は101.66円、NZドル円は91.93円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルは小動き。一時1.0792ドルと昨日安値の1.0793ドルをわずかに下抜けたものの動きは総じて緩慢だった。

・日経平均株価は3日続落。小安く始まった後は外国為替市場での円安を受けて自動車関連株に買いが入ったためプラス圏を回復した。ただ、衆院総選挙に対する警戒感が高まるなかで一巡後は売りが優勢となり、後場には420円超安まで下げ幅を広げた。

・債券先物相場は反発。前日の夜間取引で上昇した流れを引き継いで小高くスタートしたが上値は限られた。その後は前日終値を挟んだ小動きに終始した。


(越後)
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