東京外国為替市場概況・10時 ドル円 一段高

 28日の東京外国為替市場でドル円は一段高。10時時点では153.45円とニューヨーク市場の終値(152.31円)と比べて1円14銭程度のドル高水準だった。続落して寄り付いた日経平均がプラス圏に浮上し大幅反発した動きや、時間外の米10年債利回りの上昇が買いを後押した。仲値公示にかけて本邦勢の買いも見られ、10時過ぎには153.69円まで上値を伸ばした。7月31日の高値153.88円が目先のレジスタンスとして意識されやすい。

 ユーロ円も堅調。10時時点では165.63円とニューヨーク市場の終値(164.43円)と比べて1円20銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の大幅反発やドル円の上昇を支えに165.86円まで強含んだ。

 ユーロドルは10時時点では1.0793ドルとニューヨーク市場の終値(1.0796ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇には反応が限られ、先週末NY終値付近での小動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.47円 - 153.69円
ユーロドル:1.0788ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:164.44円 - 165.86円


(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。