東京マーケットダイジェスト・31日 円高・株安
(31日15時時点)
ドル円:1ドル=152.84円(前営業日NY終値比▲0.58円)
ユーロ円:1ユーロ=165.86円(▲0.69円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0851ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:39081.25円(前営業日比▲196.14円)
東証株価指数(TOPIX):2695.51(▲8.21)
債券先物12月物:144.19円(△0.15円)
新発10年物国債利回り:0.935%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
8896億円の処分超 6147億円の処分超・改
対内株式
80億円の取得超 5819億円の取得超・改
9月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 0.5% 3.1%・改
9月鉱工業生産・速報値
前月比 1.4% ▲3.3%
前年同月比 ▲2.8% ▲4.9%
日銀金融政策決定会合、政策金利
0.25% 0.25%
9月新設住宅着工戸数
前年同月比 ▲0.6% ▲5.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。月末の仲値に向けた買いが観測されたものの、日銀の金融政策公表後はやや売りが優勢に。日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%に据え置いたが、同時に公表した経済・物価情勢の展望(日銀展望レポート)では「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」としており、利上げ路線の維持を示したと受け止めた向きからの売りが出た。15過ぎには一時152.75円まで下押しした。
・ユーロ円も弱含み。朝方こそ買いが入ったものの、日銀の金融政策公表後は全般に円買いが進んだ流れに沿って165.76円まで下押す場面も見られた。
・ユーロドルは小安い。1.0844ドルまで下落する場面もあったが、総じて円絡みの取引が中心となったため、一方的に売りを進める展開にはならなかった。
・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。昨日の米国株式市場でハイテク株が下落し、この日の国内株式市場では半導体関連銘柄が売りに押された。外国為替市場で円高が進んだことも相場の重しとなり、株価指数先物主導で下げ幅を拡大。指数は一時450円近く下落する場面もあったが、引けにかけては下げ幅を縮小し、3万9000円台を維持して取引を終えた。
・債券先物相場は続伸。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行したものの、その後は日銀金融政策決定会合や植田総裁の会見を前に持ち高調整目的の買い戻しが進んだ。
(岩間)
ドル円:1ドル=152.84円(前営業日NY終値比▲0.58円)
ユーロ円:1ユーロ=165.86円(▲0.69円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0851ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:39081.25円(前営業日比▲196.14円)
東証株価指数(TOPIX):2695.51(▲8.21)
債券先物12月物:144.19円(△0.15円)
新発10年物国債利回り:0.935%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
8896億円の処分超 6147億円の処分超・改
対内株式
80億円の取得超 5819億円の取得超・改
9月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 0.5% 3.1%・改
9月鉱工業生産・速報値
前月比 1.4% ▲3.3%
前年同月比 ▲2.8% ▲4.9%
日銀金融政策決定会合、政策金利
0.25% 0.25%
9月新設住宅着工戸数
前年同月比 ▲0.6% ▲5.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。月末の仲値に向けた買いが観測されたものの、日銀の金融政策公表後はやや売りが優勢に。日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%に据え置いたが、同時に公表した経済・物価情勢の展望(日銀展望レポート)では「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」としており、利上げ路線の維持を示したと受け止めた向きからの売りが出た。15過ぎには一時152.75円まで下押しした。
・ユーロ円も弱含み。朝方こそ買いが入ったものの、日銀の金融政策公表後は全般に円買いが進んだ流れに沿って165.76円まで下押す場面も見られた。
・ユーロドルは小安い。1.0844ドルまで下落する場面もあったが、総じて円絡みの取引が中心となったため、一方的に売りを進める展開にはならなかった。
・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。昨日の米国株式市場でハイテク株が下落し、この日の国内株式市場では半導体関連銘柄が売りに押された。外国為替市場で円高が進んだことも相場の重しとなり、株価指数先物主導で下げ幅を拡大。指数は一時450円近く下落する場面もあったが、引けにかけては下げ幅を縮小し、3万9000円台を維持して取引を終えた。
・債券先物相場は続伸。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行したものの、その後は日銀金融政策決定会合や植田総裁の会見を前に持ち高調整目的の買い戻しが進んだ。
(岩間)