東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る展開。15時時点では151.85円と12時時点(151.81円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。日米株価指数がマイナス圏で軟調に推移していること、午前中からのトランプ・トレードの巻き戻しが継続したことなどで、一時151.60円まで下値を広げて、200日移動平均線151.57円に迫った。しかし、香港・上海株が堅調に推移したことで、151.96円前後まで買い戻された。 

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0899ドルと12時時点(1.0894ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ドル全面安の展開を受けて、一時1.0905ドルまで上値を伸ばした。

 ポンドドルは1.2999ドル、豪ドル/ドルは0.6619ドル、NZドル/ドルは0.6015ドルまでわずかに上値を伸ばした。

 ユーロ円は小高い。15時時点では165.49円と12時時点(165.38円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下げ渋る展開となったことで、165.57円前後まで強含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.60円 - 152.63円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0905ドル
ユーロ円:165.22円 - 166.03円


(山下)
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