東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値重い

 4日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では152.07円とニューヨーク市場の終値(153.01円)と比べて94銭程度のドル安水準だった。8時前に152.50円台まで切り返すも、その後は時間外の日経平均先物や米株価指数先物の軟調推移が重しとなり、10時前に152.01円付近まで下落して早朝の安値に接近した。

 ユーロ円は軟調。10時時点では165.41円とニューヨーク市場の終値(165.77円)と比べて36銭程度のユーロ安水準だった。時間外の日米株価先物の軟調推移をながめ、165.32円まで下値を広げた。

 ユーロドルは伸び悩み。10時時点では1.0877ドルとニューヨーク市場の終値(1.0834ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。朝方に1.0880ドル台まで上昇するも、買いの勢いは続かず。その後はユーロ円の下げも重しとなり、1.0870ドル前後まで小緩む場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.94円 - 152.63円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0887ドル
ユーロ円:165.32円 - 166.03円


(川畑)
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