東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱含み

 4日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。12時時点では151.81円とニューヨーク市場の終値(153.01円)と比べて1円20銭程度のドル安水準だった。米大統領選挙でトランプ候補優勢の見方がやや後退したことで、トランプ・トレードの巻き戻しとなり、一時151.71円まで下値を広げ、先週末の安値151.79円を下回った。

 ユーロ円は弱含み。12時時点では165.38円とニューヨーク市場の終値(165.77円)と比べて39銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数の下落やドル円の下落に連れ安となり、一時165.22円まで下値を広げた。

 ユーロドルは強含み。12時時点では1.0894ドルとニューヨーク市場の終値(1.0834ドル)と比べて0.0060ドル程度のユーロ高水準だった。ポジション調整の買いで、1.0897ドルまで上値を伸ばした。

 ポンドドルも1.2987ドルまで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.71円 - 152.63円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:165.22円 - 166.03円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。