東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下値堅い

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。17時時点では152.18円と15時時点(151.85円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。米アイオア州でのカマラ氏優勢との報道を受けた売りは151.60円までで留まり、欧州勢の本格参入を前にショートカバーが優勢に。一時152.28円付近まで切り返している。なお、時間外の米10年債利回りは4.29%付近まで大幅に低下して始まった後4.31%台まで低下幅を縮めている。

 ユーロ円も下値が堅い。17時時点では165.76円と15時時点(165.49円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円につれた動きとなり、一時165.86円付近まで水準を切り上げている。

 ユーロドルは17時時点では1.0892ドルと15時時点(1.0899ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。アジア時間に1.0905ドルまで上げたが、先週末高値との面合わせに留まるなど、1.09ドル台での滞空時間は短かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.60円 - 152.63円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0905ドル
ユーロ円:165.22円 - 166.03円


(越後)
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