欧州マーケットダイジェスト・5日 株まちまち・金利上昇・ドル安
(5日終値:6日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=151.68円(5日15時時点比▲0.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.78円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0930ドル(△0.0052ドル)
FTSE100種総合株価指数:8172.39(前営業日比▲11.85)
ドイツ株式指数(DAX):19256.27(△108.42)
10年物英国債利回り:4.530%(△0.072%)
10年物独国債利回り:2.425%(△0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月スイス失業率
2.5% 2.5%
9月仏鉱工業生産
(前月比) ▲0.9% 1.1%・改
10月英サービス部門PMI改定値
52.0 51.8
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。本日の米大統領選の結果に注目が集まる中、ポジション調整目的のドル売りが優勢となった。2時30分過ぎには一時151.60円と日通し安値を更新した。市場では「民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の支持率は依然として拮抗しており、予断を許さない情勢との見方から、この日は持ち高調整の商いが中心となっている」との声が聞かれた。
なお、24時発表の10月米ISM非製造業景況指数が56.0と予想の53.8を上回ったことが分かると買い戻しが優勢となり、152.19円付近まで下げ渋る場面もあった。
・ユーロドルは堅調。市場の関心が米大統領選に向かう中、しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、NY勢が本格参入したあとはポジション調整目的のドル売りが優勢となった。前日の高値1.0915ドルを上抜けると一時1.0933ドルまで上値を伸ばした。
米ISM非製造業景況指数が予想より強い内容だったことが分かると、伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。市場では「6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げ予想を動かす内容ではない」との指摘があった。
・ユーロ円は一進一退。22時前に一時165.98円まで上げたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると165.53円付近まで下押しした。ただ、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り一時166.04円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに小反落。米大統領選の投開票や7日の英中銀金融政策委員会(MPC)を前に持ち高調整の売りが出た。半面、押し目買いなども入りやすく上昇に転じる場面もあった。BAEシステムズやアシュテッド・グループなど資本財サービス株が買われた一方、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた。
・フランクフルト株式相場は反発。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いていたが、良好な米経済指標をきっかけに米国株が上昇すると独株にも買いが波及した。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(2.74%高)やラインメタル(2.56%高)、MTUエアロ・エンジンズ(2.16%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落した。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=151.68円(5日15時時点比▲0.74円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=165.78円(▲0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0930ドル(△0.0052ドル)
FTSE100種総合株価指数:8172.39(前営業日比▲11.85)
ドイツ株式指数(DAX):19256.27(△108.42)
10年物英国債利回り:4.530%(△0.072%)
10年物独国債利回り:2.425%(△0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月スイス失業率
2.5% 2.5%
9月仏鉱工業生産
(前月比) ▲0.9% 1.1%・改
10月英サービス部門PMI改定値
52.0 51.8
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。本日の米大統領選の結果に注目が集まる中、ポジション調整目的のドル売りが優勢となった。2時30分過ぎには一時151.60円と日通し安値を更新した。市場では「民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の支持率は依然として拮抗しており、予断を許さない情勢との見方から、この日は持ち高調整の商いが中心となっている」との声が聞かれた。
なお、24時発表の10月米ISM非製造業景況指数が56.0と予想の53.8を上回ったことが分かると買い戻しが優勢となり、152.19円付近まで下げ渋る場面もあった。
・ユーロドルは堅調。市場の関心が米大統領選に向かう中、しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、NY勢が本格参入したあとはポジション調整目的のドル売りが優勢となった。前日の高値1.0915ドルを上抜けると一時1.0933ドルまで上値を伸ばした。
米ISM非製造業景況指数が予想より強い内容だったことが分かると、伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。市場では「6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げ予想を動かす内容ではない」との指摘があった。
・ユーロ円は一進一退。22時前に一時165.98円まで上げたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると165.53円付近まで下押しした。ただ、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り一時166.04円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに小反落。米大統領選の投開票や7日の英中銀金融政策委員会(MPC)を前に持ち高調整の売りが出た。半面、押し目買いなども入りやすく上昇に転じる場面もあった。BAEシステムズやアシュテッド・グループなど資本財サービス株が買われた一方、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた。
・フランクフルト株式相場は反発。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いていたが、良好な米経済指標をきっかけに米国株が上昇すると独株にも買いが波及した。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(2.74%高)やラインメタル(2.56%高)、MTUエアロ・エンジンズ(2.16%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落した。
(中村)