東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 13日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では154.93円とニューヨーク市場の終値(154.61円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。8時過ぎには利食い売りが入り154.51円まで弱含んだが、昨日同様に東京仲値の値決めにかけてはドル買いが優勢となった。10時前には154.94円まで強含み、昨日高値を小幅に上抜けた。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0612ドルとニューヨーク市場の終値(1.0623ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の買いに連れて上値が抑えられ小安く推移。なお、豪州の7-9月期賃金指数は前期比、前年比ともに市場予想より下振れたが市場の反応は限られ、豪ドル/ドルは0.65ドル前半でもみ合い。

 ユーロ円は堅調。10時時点では164.42円とニューヨーク市場の終値(164.25円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることで値動きは限られているが、東京仲値の値決めにかけてはドル円の動きに連れて昨日高値を上抜け164.45円まで買われ堅調推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 154.94円
ユーロドル:1.0611ドル - 1.0625ドル
ユーロ円:164.06円 - 164.45円


(松井)
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