東京外国為替市場概況・12時 ドル円、買い一服

 13日の東京外国為替市場でドル円は買い一服。12時時点では154.73円とニューヨーク市場の終値(154.61円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。昨日高値を超えて154.94円まで上値を伸ばしたが、155円台の大台超えには失敗し買いは一服となり、154.54円付近まで戻した。中国人民銀行が人民元取引の基準値を予想よりドル安・元高に設定したことによりドル/人民元(CNH)が下落したこと、日経平均株価が1%超下落したこともドル円の上値を抑えた。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0626ドルとニューヨーク市場の終値(1.0623ドル)と比べて0.0003ドルのユーロ高水準だった。ドル円同様にCNHに対するドル売りで1.0629ドルまで買い戻しも入ったが、さらに上値を買い上げる勢いはなく1.06ドル前半でもみ合い。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では164.42円とニューヨーク市場の終値(164.25円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が下げ幅を広げると164.20円台まで下押しする場面もあったが下値は限定的で底堅い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 154.94円
ユーロドル:1.0611ドル - 1.0629ドル
ユーロ円:164.06円 - 164.52円


(松井)
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