東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、小安い

 23日午後の東京外国為替市場でユーロドルは小安い。17時時点では1.0400ドルと15時時点(1.0405ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。16時過ぎからやや売りが強まり、午前につけた1.0397ドルや昨日安値の1.0393ドルなどを下抜けて、一時1.0390ドルまで下押しした。時間外の米10年債利回りは4.59%台まで低下したが、米金利低下を背景にしたドル売りの動きは目立たなかった。

 ドル円も小安い。17時時点では156.60円と15時時点(156.70円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。15時過ぎから持ち高調整と思われる売りに押され、一時は156.50円付近まで弱含む場面も見られた。もっとも、一巡後は対欧州通貨などでドル買いが進んだ流れに沿って下げ渋っている。

 ユーロ円は17時時点では162.87円と15時時点(163.05円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて本日安値の162.73円に面合わせする場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.29円 - 156.75円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0418ドル
ユーロ円:162.73円 - 163.13円

(岩間)
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