欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 下げ渋る

 23日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋る。22時時点では156.39円と20時時点(156.40円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。一時156.21円まで下値を広げたものの、米長期金利の上げ幅拡大の動きも支えに156円半ばまで持ち直した。

 ユーロドルは小幅の振幅。22時時点では1.0404ドルと20時時点(1.0411ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.0420ドルを頭に米長期金利の上昇も重しに1.04ドル割れに押し戻されるなど、方向感は出ず1.04ドルを挟んでの狭いレンジ内での動きが続いている。米10年債利回りは4.64%台まで上げ幅を拡大した。

 ユーロ円は22時時点では162.71円と20時時点(162.83円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。162円後半での小動きに始終した。欧米株価指数も動意が限られ、手がかりになっていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.21円 - 156.75円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0420ドル
ユーロ円:162.63円 - 163.13円


(金)
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