ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇一服

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。24時時点では152.30円と22時時点(152.37円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.54%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。23時前に一時152.51円と日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値152.54円が目先レジスタンスとして働くと上昇は一服。200日移動平均線が位置する152.76円がレジスタンスとして意識された面もあった。

 ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0332ドルと22時時点(1.0322ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。全般ユーロ買いが進んだ欧州市場の流れを引き継いでユーロ買い・ドル売りが進んだ。24時前に一時1.0337ドルと日通し高値を付けた。

 ユーロ円は24時時点では157.37円と22時時点(157.28円)と比べて9銭程度のユーロ高水準。ユーロドルと同様に、ユーロ高が進んだ欧州市場の流れを引き継いで一時157.49円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.65円 - 152.51円
ユーロドル:1.0292ドル - 1.0337ドル
ユーロ円:156.26円 - 157.49円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。