東京マーケットダイジェスト・18日 ドル高・株高

ドル円:1ドル=152.00円(前営業日NY終値比△0.49円)
ユーロ円:1ユーロ=158.92円(△0.07円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0455ドル(▲0.0029ドル)
日経平均株価:39270.40円(前営業日比△96.15円)
東証株価指数(TOPIX):2775.51(△8.61)
債券先物3月物:138.93円(▲0.45円)
新発10年物国債利回り:1.430%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。朝方に151.24円まで下落する場面があったが、その後は日経平均株価や時間外の米10年債利回りの上昇などを支えに買い戻しが入った。前日まで売りに押されていた反動もあり、一時152.22円まで反発した。

・豪ドルも下値が堅い。豪準備銀行(RBA)の金融政策公表前まではやや頭の重い動きとなっていたが、公表後は上下に振らされながらも徐々に下値が堅くなった。RBAは市場予想通りに政策金利を現行の4.35%から4.10%に引き下げることを決定。ただ、声明文やブロックRBA総裁の発言から今後の追加利下げに関して慎重な姿勢が示されたため、RBAの利下げ開始を手掛かりにした売りの動きは長続きしなかった。対ドルでは0.6335ドルまで下落した後に0.6360ドル台まで反発。対円でも96.21円付近から96.79円の高値まで切り返した。

・ユーロドルは小安い。米長期金利の上昇を手掛かりにしたドル買いの流れに沿って、一時1.0452ドルまで下押しした。

・ユーロ円は下値が堅い。朝方の下押しを158.55円までにとどめると、昨日安値の158.53円が目先のサポートとして意識されたこともあり、159.19円まで買い戻された。

・日経平均株価は続伸。寄り付き後に一時下げに転じる場面があったものの、次第に下値を切り上げた。外国為替市場で円安が進み、輸出関連株の一角に買いが入ると指数はプラス圏を回復。一時330円超高まで上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は続落。日銀の早期利上げ観測を手掛かりとした売りが出たほか、20年物国債入札が低調な結果となったことも売りを促した。

(岩間)
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