東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下値堅い

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は下値が堅い。17時時点では152.05円と15時時点(152.00円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。昨日高値の152.39円手前で上値の重さを確認すると、時間外の米10年債利回りが上昇一服となった影響もあり、151.80円付近まで上値を切り下げた。ただ、米長期金利が17時前から再び上昇したため、その後は152円台を回復した。

 ポンドドルは小高い。10-12月英週平均賃金が前回から上昇し、同失業率(ILO方式)も4.4%と予想の4.5%より強い結果となったことが材料視されてポンド買いが入った。指標発表後には1.2590ドル台から1.2622ドル付近まで上昇。もっとも、本日ここまでの値幅は0.034ドル程度と狭く、全般に方向感は乏しい。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0463ドルと15時時点(1.0455ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルなどの上昇につれて1.0470ドル手前まで買い戻しが入った。

 ユーロ円は17時時点では159.09円と15時時点(158.92円)と比べて17銭程度のユーロ高水準。159.00円を挟んだ水準で底堅く推移し、17時過ぎには159.20円までわずかに本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.24円 - 152.22円
ユーロドル:1.0452ドル - 1.0486ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.20円

(岩間)
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