ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では150.17円と2時時点(150.16円)と比べて1銭程度のドル高水準。欧州引け後からは値動きが緩やかになったが、米長期金利が低下幅を広げると再び上値が抑えられ、一時150.06円付近まで下押しした。ただ、夕刻につけた日通し安値149.95円を前に足踏み状態になっている。なお、米10年債利回りは4.16%台まで一時低下している。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0487ドルと2時時点(1.0495ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準。米金利の低下が下支えしているものの、1.05ドル台を積極的に買い上げる勢いもなく1.04ドル後半で小動き。

 ユーロ円も上値が重い。4時時点では157.48円と2時時点(157.60円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。引き続き軟調に推移する米株の動きを嫌気しユーロ円の上値は重い。
 なお、トランプ米大統領は4月2日から外国産の農産物へ関税を強化する方針を打ち出したが、市場の反応は限定的。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.95円 - 151.30円
ユーロドル:1.0371ドル - 1.0503ドル
ユーロ円:155.93円 - 158.47円


(松井)
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