ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では148.41円と22時時点(148.21円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。21時30分前に一時148.10円と昨年10月9日以来約5カ月ぶりの安値を付けたものの、節目の148.00円がサポートとして意識されると下げ渋った。23時30分過ぎには148.71円付近まで下値を切り上げた。
メキシコペソは軟調。対円では7.07円と昨年9月11日以来約半年ぶりの安値を付けたほか、対ドルでは20.9982ペソと2月3日以来約1カ月の安値を更新した。米国による同国への25%関税が発動されたことを受けて、同国経済の先行き不透明感が高まりペソ売りにつながった。
なお、シェインバウム・メキシコ大統領は会見で「メキシコに対する米国の関税は正当性がない」「対抗措置を9日に発表する」と表明した。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0521ドルと22時時点(1.0553ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。フォンデアライエン欧州委員長が提案した8000億ユーロ規模の欧州再軍備などを好感して一時1.0559ドルと昨年12月10日以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。独DAXが3%超下落するなど、欧州株相場が軟調に推移したことが相場の重し。
ユーロ円は弱含み。24時時点では156.15円と22時時点(156.41円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの伸び悩みにつれた売りが出た。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.10円 - 149.65円
ユーロドル:1.0471ドル - 1.0559ドル
ユーロ円:155.93円 - 157.20円
(中村)
メキシコペソは軟調。対円では7.07円と昨年9月11日以来約半年ぶりの安値を付けたほか、対ドルでは20.9982ペソと2月3日以来約1カ月の安値を更新した。米国による同国への25%関税が発動されたことを受けて、同国経済の先行き不透明感が高まりペソ売りにつながった。
なお、シェインバウム・メキシコ大統領は会見で「メキシコに対する米国の関税は正当性がない」「対抗措置を9日に発表する」と表明した。
ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0521ドルと22時時点(1.0553ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。フォンデアライエン欧州委員長が提案した8000億ユーロ規模の欧州再軍備などを好感して一時1.0559ドルと昨年12月10日以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。独DAXが3%超下落するなど、欧州株相場が軟調に推移したことが相場の重し。
ユーロ円は弱含み。24時時点では156.15円と22時時点(156.41円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの伸び悩みにつれた売りが出た。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.10円 - 149.65円
ユーロドル:1.0471ドル - 1.0559ドル
ユーロ円:155.93円 - 157.20円
(中村)