東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 5日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.0674ドルと15時時点(1.0631ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。欧州各国のウクライナ支援への積極的な姿勢が好感されたほか、独財政が拡張的になるとの見方から独10年債利回りが急騰して始まったことを受けてユーロ買いが先行。一時1.0676ドルまで上値を伸ばし、昨年11月11日以来の高値を付けた。

 ユーロ円も強含み。17時時点では159.52円と15時時点(159.15円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。全般ユーロ高が進んだ流れに沿って一時159.64円まで上げる場面があった。なお、独10年債利回りは一時2.729%と2023年11月以来の高水準を付けた。

 ドル円は弱含み。17時時点では149.45円と15時時点(149.70円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。対ユーロでのドル売りに押される形で一時149.34円まで日通し安値を更新している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.34円 - 150.18円
ユーロドル:1.0602ドル - 1.0676ドル
ユーロ円:158.74円 - 159.64円


(越後)
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