東京外国為替市場概況・12時 ドル円、動意限られる

 13日の東京外国為替市場でドル円は限られた動意。12時時点では148.17円とニューヨーク市場の終値(148.25円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回りは4.3%割れまで小幅ながらじりじり低下も、日経平均株価が底堅い動きを続けるなかではドル売り・円買いは強まりにくかった。ドル円は148円前半の限られたレンジで推移した。

 ユーロ円は方向感の強まらない状態が継続。12時時点では161.44円とニューヨーク市場の終値(161.40円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のレンジ推移を反映した限られた円相場の動向におおむね沿った動き。NY終値付近、161円半ばを中心に上下するなか、ユーロドルの底堅い推移に連れて161.52円までわずかながら上値を広げた。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.0895ドルとニューヨーク市場の終値(1.0888ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。大きな振れではないが米長期金利の低下を受け、昨日の海外終盤に下押した値幅を縮小する動きが1.0897ドルまで進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.08円 - 148.38円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:161.24円 - 161.52円

(関口)
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