東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。17時時点では147.80円と15時時点(147.72円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁の発言を手掛かりにした売りに押され、昨日安値の147.68円を下抜けて一時147.58円まで値を下げた。もっとも、欧州勢の参入後は米長期金利の低下幅縮小に伴うドル買いの動きが目立ったことから147.90円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは弱含み。17時時点では1.0865ドルと15時時点(1.0885ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下幅縮小を受けたドル買いが強まり、一時1.0860ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では160.60円と15時時点(160.79円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。円買いの流れに沿って160.54円まで下押し。その後はドル円の下げ渋りにつれて160.80円台まで買い戻しが入る場面もあったが、ユーロドルが下落基調を強めると160.53円まで再び値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.58円 - 148.38円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:160.53円 - 161.52円

(岩間)
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