ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 買い戻し

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻しが進む。2時時点では141.29円と24時時点(140.71円)と比べて58銭程度のドル高水準。米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」を巻き戻す動きとなり、141円台を回復すると141.36円まで日通しの高値を更新した。ダウ平均は1000ドル超高まで上げ幅を拡大し、米10年債利回りは4.37%台まで低下した。ベッセント米財務長官が米中の関税水準は持続不可能であり、両国の緊張が緩和されるとの見方を示したことも買いを後押した。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.1434ドルと24時時点(1.1478ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ安水準。米国資産売りが巻き戻され、ドル買いが優勢。ユーロドルは1.1432ドルまで弱含み、ポンドドルは1.3343ドルドルまで安値を更新した。

 ユーロ円は2時時点で161.55円と24時時点(161.50円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下げが重しとなるも、ドル円の上昇と株高を支えに161円半ばを中心に底堅く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.89円 - 141.36円
ユーロドル:1.1432ドル - 1.1547ドル
ユーロ円:160.99円 - 162.32円

(金)
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