欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル 買いが一服

 18日の欧州外国為替市場でユーロドルは買いが一服。22時時点では1.0136ドルと20時時点(1.0156ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。米1.00%利上げ思惑の後退やリスク選好の動きで全般ドル売りが優勢となり、19時過ぎには1.0175ドルまで高値を更新したが、ドル売りが一段落し1.01ドル前半に上値を切り下げた。

 ユーロ円も上値を切り下げる。22時時点では140.19円と20時時点(140.37円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。140.65円を頭に140円前半で推移。上昇は一服するも、欧米株価指数の堅調な動きも支えに下値の堅い動き。

 ドル円は底堅い。22時時点では138.29円と20時時点(138.21円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨などでのドル売りが一段落したことも支えに、緩やかながら138.41円近辺まで買い戻しが進んでいる。米10年債利回りが2.99%台まで上げ幅を拡大しているのも、ドル円の支えとなっている。本日のNYタイムでは注目の経済指標や要人発言などは予定されておらず、米株・米長期金利の動向を睨みながらの動きとなりそうだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.89円 - 138.63円
ユーロドル:1.0064ドル - 1.0175ドル
ユーロ円:139.38円 - 140.65円

(金)
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