東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、一転下落

 20日午後の東京外国為替市場でユーロドルは一転下落。17時時点では1.0226ドルと15時時点(1.0237ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。明日の欧州中央銀行(ECB)会合での0.50%利上げ期待が高まるなか、欧州勢が買いで参入し、一時1.0273ドルと昨日高値の1.0269ドルを上抜けた。ただ、独10年債利回りが上下しながらも低下するにつれて失速。一時1.0220ドルまで下押ししている。

 ユーロ円も失速。17時時点では141.25円と15時時点(141.36円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ買いが先行した流れに沿って一時141.93円まで上昇したが、ユーロが一転失速すると141.16円まで反落した。

 ドル円は17時時点では138.13円と15時時点(138.11円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。138円割れで下値を確認すると138.33円付近まで上げたが、午前に付けた138.37円を上抜け出来ず、その後は138円台前半での推移となった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:137.90円 - 138.37円
ユーロドル:1.0220ドル - 1.0273ドル
ユーロ円:141.16円 - 141.93円


(越後)
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