東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、しっかり

 8日午後の東京為替市場でユーロドルはしっかり。17時時点では1.0208ドルと15時時点(1.0187ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。時間外のダウ先物が底堅く推移していることをながめ、リスクオンの買いが入った。米10年債利回りが2.79%台まで低下するなか、対欧州・オセアニア通貨などでドル売りが進んだ影響もあり、一時1.0215ドルまで本日高値を更新した。

 ドル円は伸び悩み。17時時点では134.99円と15時時点(135.20円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下を背景にしたドル売りの流れに沿って、15時過ぎにつけた135.40円台から134.90円台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は17時時点では137.80円と15時時点(137.73円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの影響を同時に受けたことで値幅は狭かったが、株高を支えに一時137.93円まで上昇する場面があった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.86円 - 135.58円
ユーロドル:1.0159ドル - 1.0215ドル
ユーロ円:137.33円 - 137.93円

(岩間)
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