ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では134.95円と22時時点(134.92円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。明日の7月米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードが広がり、135.00円を挟んだ狭いレンジ取引が続いた。22時以降の値幅は21銭程度だった。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0222ドルと22時時点(1.0237ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに一時1.0244ドル付近まで上げたものの、ユーロ豪ドルなどユーロクロスが伸び悩むとユーロドルにも売りが出たため上げ幅を縮めた。

 ユーロ円は24時時点では137.96円と22時時点(138.13円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。他のユーロクロス同様にやや上値が重くなった。

 ポンドドルは頭が重かった。23時30分過ぎに一時1.2128ドル付近まで上げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し高値1.2130ドル手前で失速。「英政府は来年1月にも産業界や家庭を対象にした計画停電を検討」との一部報道もポンドの重しとなり、1.2083ドル付近まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.67円 - 135.19円
ユーロドル:1.0189ドル - 1.0247ドル
ユーロ円:137.27円 - 138.32円


(中村)
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