ロンドン為替見通し=ポンドは英小売売上高を受けた振れこなしつつ、NYタイム待つことに
ロンドンタイムは、序盤に7月英小売売上高が発表予定。総じて6月よりマイナス幅が縮小するとの見込みだ。ドル高を受けて対ドルで売り込まれた後だけに、予想よりに改善した場合の巻き戻しに注意したい。もっとも、物価高が消費を抑制する流れはまだ大きく変わらないとみる。ポンドの反発力は限られるだろう。
一方で英小売が想定以上に弱い結果となった際の失速には注意も、一定のレンジ内の振れにとどまり、NYタイムを待つ格好になるとみる。昨日の流れを受け、ドル相場の動意に影響される展開へ移行していくことが予想される。いったんドルの上攻めをあきらめた海外ファンド勢が、再び上方向を意識したポジションを構築し始めているとの観測も浮上している。対ドルを中心にポンドは重い動きとなりやすいだろう。ただ、今週の軟調な流れの反動で、週末の調整フローがポンド買い戻し方向で進むパターンにも注意が必要か。
・想定レンジ上限
ポンドドルの上値めどは、16日安値1.2008ドル。
・想定レンジ下限
ポンドドルの下値めどは、7月15日安値1.1805ドル。
(関口)
一方で英小売が想定以上に弱い結果となった際の失速には注意も、一定のレンジ内の振れにとどまり、NYタイムを待つ格好になるとみる。昨日の流れを受け、ドル相場の動意に影響される展開へ移行していくことが予想される。いったんドルの上攻めをあきらめた海外ファンド勢が、再び上方向を意識したポジションを構築し始めているとの観測も浮上している。対ドルを中心にポンドは重い動きとなりやすいだろう。ただ、今週の軟調な流れの反動で、週末の調整フローがポンド買い戻し方向で進むパターンにも注意が必要か。
・想定レンジ上限
ポンドドルの上値めどは、16日安値1.2008ドル。
・想定レンジ下限
ポンドドルの下値めどは、7月15日安値1.1805ドル。
(関口)